薬剤を使う前の病害虫対策とは?
- 2023.12.20
こんにちは!
岐阜県羽島市にある「羽島緑水園」です。
HPをご覧くださり、ありがとうございます。
植物を楽しむうえで、毎年発生する病気や害虫は
誰にとっても悩みの種です。高温多湿の日本では
病害虫の種類や発生も多く、気づかぬうちに
被害を受けていたというケースも少なくありません。
一般的に、植物は湿度が高いほうが病気にかかりやすくなります。
これは、病原菌の多くが「胞子」によって増殖したり
植物に侵入するのに高湿度のほうが適しているからです。
したがって、病害虫対策の薬剤を施す前に
次のような対策をすることをオススメしています。
【1,日当たりを良くする】
日当たりがよいと、植物は光合成をじゅうぶんに行うことができ
丈夫な株に育って病気にかかりにくくなります。
また、日照不足で曇りや雨の多い日が続くと湿度も上がり
病原菌が増殖しやすい環境条件にもなってしまいます。
【2,雨除けと乾草対策】
病原菌は降雨によって増え、雨風ではねとんだ水滴とともに
周囲に飛散し植物の中に侵入します。
また豪雨によって株が浸水したり、冠水したりすると
病気の多発生にもつながります。
【3,適地に木を植える】
植物は、それぞれに好む環境が異なります。
その木の生育に適していない環境では、生育不良を起こしたり
軟弱に育って病気に対する抵抗力が落ち、病気にかかりやすくなります。
栽培する場所に適した植物を選ぶことが、丈夫に育てるコツです。
特に土壌酸度(ph)は樹種によって適正地が異なります。
一般的には、弱酸性~中性(5.5~7.0)が適正範囲とされています。
害虫は、早期発見を心がけて早期に駆除することが一番大切です。
飛来、繁殖を未然に防ぐためにも、当社では早期の防虫対策をご案内しています。
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